国土交通省

チェックシステムで「【注意】XMLに記載のないフォルダ(ファイル)が存在しています。」と表示される場合の対応について

電子納品チェックシステム 土木Ver18.1.0 電通Ver12.1.0 機械Ver10.1.0より、管理ファイルに未記載のフォルダ、ファイルの有無をチェックする機能が追加されました。

これにより電子納品要領等に規定のない任意のフォルダを格納したり、任意のファイルを格納すると、

・「【注意】XMLに記載のないフォルダが存在しています。XMLに記載のないフォルダは電子納品保管管理システムへは登録されません。」

・「【注意】XMLに記載のないファイルが存在しています。XMLに記載のないファイルは電子納品保管管理システムへは登録されません。」

の注意が表示されます。

電子納品保管管理システムには、電子納品要領等で定められた規定のフォルダ、ファイルが登録されます。

これまでは、CD-R等の電子媒体で納品された場合は、媒体を参照すれば格納されたファイルを確認できたため、便宜上受発注者協議等により任意のフォルダを設け、ファイルを格納しておいたとしても、チェックシステムではエラーとはしていませんでした。

工事においては令和3年度より、業務においては令和4年度よりオンライン電子納品の運用が開始となり、発注者の手元に電子媒体が残らないこととなるため、規定のフォルダ、ファイル以外のデータが含まれる場合、【注意】として表示(エラーではありません)することとなりました。

検出されたフォルダ・ファイルが受発注者合意で格納されたものや、電子納品支援ソフト等が設定したビューアなどであれば無視することで問題ありませんが、保管管理システムに登録されませんのでご留意ください。電子納品保管管理システムに保管するべきフォルダ・ファイルが電子納品要領等の規定によりがたい場合は、受発注者合意の上、業務は報告書のオリジナルデータの扱いとしてREPORT/ORGフォルダに格納、工事はOTHRSフォルダに格納するなどの対応をして【注意】メッセージが表示されないことを確認の上、提出をお願いします。なお、該当のデータは、zipファイルに圧縮するなどの対応をお願いします。